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103.心の底

心の底はいつも穏やかな気持ちという曖昧な言葉で表現していましたが、今回、心の底とはどのような状態で、どうやって心の底に行くか、と言う事を詳しく述べたいと思います。

今までいつも「心の底」を以下のように説明してきました。

例えば、プレッシャーのある仕事を1,2週間、ずっと夜中までしてきて、それが完成した後、リゾート地に行ってぐっすり寝て、さらに二度寝をした後、ベランダから山や森を見るとほっとするような爽やかな気持ち。
或いは、夜、青い月夜の下、池の側を散歩する時のホッとする、落ち着くような気持。
教室で練習した後に、穏やかになっている良い気持、等と説明してきました。

昔の修行者の達人達(密教系無上ヨガ)は、上記のような気持からさらに四つの段階に分けて訓練しました。この四つの段階を簡単に紹介したいと思います。

1.専一ヨガ 
  基本的にこの段階では穏やかな気持ちを見守っていくこと。
  見守っていくとそれなりの微妙な感覚がでてきます。
  非常に穏やかで落ち着く。光、景色がはっきり見えます。
  空間と時間の感覚が薄くなる、自分の存在感が無限の光にとかされている・・・
2.離戯ヨガ
  この段階になると自分の感情が周りの環境と離れて、サングラスをかけて物事を見るとか、隠れて物事を見るとか、観光客のような気持になって物事に接する・・・
3.一味ヨガ
  この段階では気持が更に穏やかになって、悩みや喜び等、様々な感情が出てきても、それらは穏やかな気持から発生してきていることが良く分かります。 そうするとこのような感情が発生してもすぐに無くして、穏やかに戻る事が出来ます。
  さらに体験出来ることは、悩みや喜びはあまり根源がなく、大したことでなく、
  穏やかな気持ちとあまり差がない。どんなに感情が揺れても根本的に感じるのは穏やかな気持ちだけです。ですので、一つの味と名付けられています。
4.無修ヨガ
  これは第三段階の気持のもとで修業する段階で、微妙な少ない悩みや邪魔な感情もない、ただ純粋な穏やかな気持ちだけです。
  その段階では心に残った最後の癖や習慣も無くしていきます。この段階では特に修業と言う事はありません。人生総てが修業であり、その状態が、本当の自然のままの状態と言えるでしょう。そして大円満な気持ちとも言えます。
   
以上で簡単に四つの段階を説明しました。そもそもヨガとは瞑想の別の名称で、同じものです。

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