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84.六妙門について

天台宗に瞑想のプロセスを六段階に分ける六妙門という分け方があります。
それに関して、「気功瞑想でホッとする」という本に私なりの体験を込めて細かく書いてありますが、
ここでもっと簡単明瞭に説明したいと思います。

六妙門は、「数」、「随」、「止」、「観」、「還」、「浄」です。
「数」は呼吸を数えること。
これは、初めて瞑想する時、あまり集中出来ないので、呼吸を数えることを通して少しでも集中する為の練習です。
ちょっとでも集中できると、呼吸を数えることが邪魔になり、やめて「随」になります。
「随」は気の流れに意識を集中することです。
ここで大事なことは、外部の空気を吸い込む時の感覚に集中することから体内の気の流れに意識を集中することです。
密宗では、ここの外部の空気を「気」と言い、内在の気は「息」と言います。
「気」に集中することから「息」に集中することに移るのが大事です。

「止」は体内の気が満杯になることです。体内の気が満杯になったら、動きがあまり無いので、
意識と気持も安定している状態になり、「止」になるのです。
「観」は「止」になった時の余裕がある気持の状態です。

ここで強調したいのは、最終的に「止」と「観」は、紙一枚の両面で一つのことです。
分かりやすい例えで言うと、苦労して山頂に到達して、山頂から山々や雲海を眺めると、気持と精神状態が昇華されます。
この山頂からの眺めは「止」と言い、この精神状態は「観」と言います。

「還」は穏やかな気持を人間が本来持っていることが分かり、それを見守ることです。

「浄」は緊張観が無くなって常にリラックスして、愉快な気持ちになることです。

以上で、強調したいことをポイントとして述べましたが、練習したい時や、更に細かい内容については、
「気功瞑想でホッとする」という本を読んで下さい。

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コメント

随息はこれまで、静かな息の流れを感じて聴くことだとばかり思っていました。他の本では、数息観で数を数えないもの、と説明しているものもあります。今回、先生が
「「随」は気の流れに意識を集中することです。ここで大事なことは、外部の空気を吸い込む時の感覚に集中することから体内の気の流れに意識を集中することです。密宗では、ここの外部の空気を「気」と言い、内在の気は「息」と言います。「気」に集中することから「息」に集中することに移るのが大事です。」と、言われたのを読んで思い違いをしていたのが分かりました。
密教では内在の気を「息」というのですね。息に集中することとは、内在の気を感じることなのですね。もう一度『気功瞑想でホッとする』のその部分を読み返してみます。(k)

Kさん

練習して感想があったら、又、教えて下さい。

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