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72.瞑想の四つの段階について

瞑想の段階について今まで四禅八定という八段階の分け方を細かく紹介してきましたが、他の分け方もあります。その中の一つに四段階に分けたものがあります。

一段階目は入る段階
私に言わせると現実の感覚を破って、虚の感覚に入る段階です。普段の生活では五感を通して現実の物事を感じていますが、入門では、現実の感覚は全部薄くなって、或いは無くなって、現実にない感覚、或いは虚の感覚に入ります。

第二段階は中に居る段階
入門する時、現実から虚に入るので、変化そのものが刺激になります。二段階の「いる」という段階になると、この切り替えの刺激が無くなって、常に自分は虚の世界、別の言葉でいうと気功態の世界にいるような感じです。練習すればするほど、その感覚の中の微妙な変化と動きも無くなります。この段階は微妙ですが豊富な世界です。

第三段階は出る段階
第二段階で得た物を、現実社会で磨きます。第二段階でいろいろなもの、例えばパワーが強化され、意識がもっとすっきりして直感が鋭くなったり、気持がより穏やかになる、などを得ても、現実社会では思うように自分の気持ちをコントロールできません。人間は社会の中で生きていますから、周囲の人達や環境と上手に融合しなくてはなりません。ですから普段の生活そのものを練功として、一体化する事が必要です。その時、練功と生活は別のものではなくて、一つのものとなります。この段階では善を多く行い、悪を絶対避けるようにすることが練習の大事なポイントになります。

第四段階は融合する段階
これは第三段階の練習を通した良い結果です。第三段階は気功態と現実世界を融合する過程と言ったら、第四段階はその結果です。うまく融合している状態です。

四つの段階は絶対的に区切りがあるのではなく、含みあいながら段階が続いています。
以上は禅宗の瞑想の分け方です。参考にして下さい。

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コメント

瞑想の4つの段階について興味深く読みました。
お聞きしたいのは、第一段階目と第二段階が、四禅八定に対応していると考えてよいのでしょうか。
そして第三段階は、第二段階で得た気持ちや感覚の練功の成果を日常生活で応用し、生かしていくというように考えていいのでしょうか。第四段階は「都会に暮らす仙人・聖者」といったら言い過ぎでしょうか。

先日、祖父母のお寺の施餓鬼会という法要の行事があり、住職の法話などを聞きました。禅宗(仏教)の教義の基本的な話のほか、現実社会に触れた話もありました。第三段階を踏まえたお話だったのかと思います。
(k)

コメント有難うございました。
第一段階は気功態に入ることをさしています。
四禅八定でいうと、初禅の前の「未来禅」に入る事をさしています。
第二段階は気功態にいることです。
四禅八定では、およそ初禅から四禅(それ以上の段階は含めなくてもいいです)までです。
第三段階は書いていらっしゃる通りです。
「都会に暮らす仙人・聖者」は、人によって色々な理解が出来るかもしれないですが、
ここでの第四段階は第三段階の良い結果です。

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