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68.瞑想の中の「二重遮断」の事

瞑想法にはいろいろな呼び方があります。形からいうと「座禅」といいます。インドでは「ヨガ」といいます。瞑想を三つの手段で練習する面からいうと、「三密相応」といいます。意識を整える面からみると「思維修」といいます。心を静かにするという面からみると、「静慮」といいます。これらの呼び方が瞑想の各特徴を強調しています。ここで私はもう一つの瞑想の特徴を強調したいと思います。「二重遮断」の事です。

おおまかにいうと瞑想の練習には二段階の遮断があります。
第一段階の遮断は、五感を通しての外部の物事との繋がりを遮断していく。そうすると意識と気持が段々動かなくなって落ち着いてきます。気持が平穏になります。
第二段階の遮断は、平穏な気持ちを維持すると同時に、意識が外部の物事と連動していきます。いわば気持と外部の物事との連動を遮断します。普段は気持が、万事万物と連動しています。この段階の練習では、良い事や悪い事があっても遮断して、良い気持だけを維持して守っていくだけになります。

昔から第一段階は「小乗」、第二段階は「大乗」といいます。
ですがこの二つは絶対的に分けられるものではなく、第一段階は「小乗」、第二段階では「大乗」が多く占めています。
瞑想をしながら、「二重遮断」を体験していきましょう。

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コメント

68の二重遮断の文章について質問させていただきます。
「第二段階の遮断は、平穏な気持ちを維持すると同時に、意識が外部の物事と連動していきます。」とありますが、「意識が外部の物事と『連動しないように』していきます」ではないでしょうか。そのあとの文章では「この段階の練習では、良い事や悪い事があっても遮断して、良い気持だけを維持して守っていくだけになります。」とありますので、そう思えるのですが…
それともこの第二段階は「大乗」と言うそうなので、外部の物事=社会、とのつながりを断ち切らないようにするという意味で「連動」なのでしょうか?

気持ちは遮断(外部の物事に影響されない)したまま。
意識は(外部の物事と)連動します。

Kさん

ご質問有難うございました。
文章のタイトルが悪かったようです。
「二重遮断」ではなく、「二つの遮断」とすれば良かったです。

第二段階の瞑想は、日常生活での瞑想と言う事です。
瞑想には、教室や部屋で行う瞑想(一つの遮断)と、日常生活で行う瞑想(もう一つの遮断)があります。
ですので、日常生活での遮断(ここでは第二段階と書きましたが)では、「平穏な気持ちを維持すると同時に、意識が外部の物事と連動していきます。」であっています。

不明な事があればこれからも質問してくださいね。

朱剛先生
回答をありがとうございます。
なかなか難しいのですが、先生の説明は言ってみればこういうことでしょうか?

「日常生活では、教室や部屋で行う瞑想と違って、どうしても意識が外部の物事の影響を強く受けるので、まず平穏な気持ちを維持することに努めて過ごしましょう。そのためにも気持ちが外部の物事の影響を受けないように、良いことがあっても大喜びはせず、また悪いことがあっても落ち込まないようにして、自分の力で意識に遮断していきましょう。そうすればよい気もちだけを維持し守っていけることになります」
理解がおかしければまたご指摘ください。k

Kさん

その通りです。
理解していただき有り難うございました。

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