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63.気功練習の二方法

いつも言ってるように、気功の真髄は瞑想にあります。
瞑想の根本の目標は穏やかな気持ちを維持する事です。

この穏やかな気持ち維持の練習には、二つの方法があります。
一つは、わざわざ時間をとって、こもって集中的に練習する方法です。
もう一つは、普段の生活の中で色々な事象が起こる中、心を磨きながら練習する方法です。

集中的に練習して得た穏やかな気持ちを普段の生活の中でも維持していられることが、本当の修業です。
普段の生活の中でもいつも穏やかな気持ちを維持するためには集中的な練習が不可欠です。

集中的な練習と、社会の中での練習は、学びと応用の関係です。
勉強も学校できちんと学ばないと、応用も出来ないのです。
反対に学ぶばかりで、応用をしないのでは、沢山学んでも意味がありません。
応用は学びの根本的な目的です。

さらに応用から学ぶこともあり、学びながら同時に応用することもあります。
応用と学びはお互いに相互に含み合っているところがあります。

集中的な練習と社会の中での練習は、二方法と言っても以上のようにお互いに繋がっています。
それぞれが隔絶したものではありません。

伝統的には、集中的な練習を強調するのは小乗と言い、社会の中での練習を強調するのは大乗と言います。
小乗と大乗は両方とも二つの練習の方法を含んでいます。
強調するところが違うだけです。
お互いに争うようなことはないのです。

以上のように二つの方法を通して、穏やかな気持ち維持の練習を行っていきましょう。

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コメント

朱剛先生、いつもお世話になりありがとうございます。「気功話」を読んでいて、以前に先生が気軽にコメントしてください、と言っていたのを思い出し、ここに書くとどういうようになるかは分かりませんが、一度書いてみることにしました。
「63.気功練習の二方法」を読んでいて、最近自分の練習方法をちょっと振り返っています。

私の場合、横浜の教室に通いだして多分、約3年半になります(4年半かもしれません)。その間、江戸川橋の瞑想会や合宿や集中コース、指導員研究会などに参加しています。
家では、仕事に行かないウイークデーや横浜のない土曜、そして日曜日に、特に普段練習しにくい「瞑想」を1時間ぐらいやっています。毎朝、簡単な築基功と吐納気功1,2もやっています。

なぜ練習方法を振り返ってみようというように思ったのかは、先生の63の文章もありますが、自分の瞑想の到達段階の自己評価をしてみると、どうもこの1年強は、あまり進歩がないと感じられるからです。
70.の気功話の「初禅」を通過したあたりをうろうろしている感じ。

そこで、今の土曜日の横浜の陰陽合気法コースが終了した段階で、少し練習方法をチェンジしてみようかなと考えています。
1.土曜日の講習は一度、止めてみて、江戸川橋の集中コースを中心としたものに切り替えてみる
2.瞑想会や合宿はできるだけ参加する。
3.家での練功法ですが、7月ぐらいから仕事がかなり減る見込みなので、練功時間をもっと増やす。内容は、この間家ではあまりやらなかったじゅう動をもっと行う。三円功も気感・気のめぐり訓練のため取り入れる。そして瞑想は1時間を目標に行う。

このようなことを考えていますが、先生のアドバイスがあればお願いします。      

良い考えと思います。
もし、この一年間練習してみて進歩が無いと感じられましたら、練習の質をチェックしてみてください。
気を動かす時、瞑想する時、雑念がどのくらい有るか、気功態あるいは夢うつつの状態がどのくらい維持できるか等をチェックしてください。
それ以外の原因が有るか無いか、例えばからだの状態、生活の習慣、仕事の環境等。
一般的に心に引っかかる事が有れば、練習の邪魔になります。

以上でご参考になれれば幸いです。

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