« 2009年7月 1日 (水) | トップページ | 2010年2月10日 (水) »

35.修業を積んでいる人の話は、説得力があります。

今年の初め、説法会の講座に参加しました。
講師は時間をかけて仏様についていろいろな話をしました。
仏様は、一番円満で、欠点がなく、最高であり、説明できないものです、というような話をしました。聴衆の殆どは仏教信者だったので、畏れの気持ちで聞いていました。
でも私はその説明には実体がなく空しく感じました。
確かに仏様という概念は、普通の人に理解しにくい部分が多いです。
でも全く説明ができないのなら、何のために講座を聞きにくるのでしょう。
どうして仏教を勉強しなくてはならないのでしょう。
例えばお茶の販売会で、お茶についていくら説明を聞いても、説明だけでは本当に味が分かるとは言えません。
でもある程度、お茶の特徴、味を説明することで、聞いている人達の購買意欲を高める事はできるでしょう。

説明ができないということを聞いて、私は上海の先生と初めて会った時の会話を思い出しました。
先生は「仏様とは気持の事を指しています。仏様は穏やかで悩みのない気持、あるいは執着のない気持です。それは人間が本来持っている気持です。お釈迦様は人間です。お釈迦様は練習を通してその気持ちを得た人間です。」
言葉は簡潔ですが、今でも心に強く残っています。
その後、先生が語ったこと、教えたことはすべてその気持を得るための教えでした。
一度もぶれることがありませんでした。
体験あるいは修業を積んでいる人の話は、説得力があります。

« 2009年7月 1日 (水) | トップページ | 2010年2月10日 (水) »

2024年2月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
無料ブログはココログ