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24.意随気行

意識を一箇所(殆どの場合は体の特定の部分)に集中させる事を「意守」といいます。「意守」を続けていくと、体内の気が動き出します。このリラックスした状態で、自然に体内の気が流れ出ている事を「気行」といい、その流れている気を続けて見守って集中することを「意随」といいます。
「意随気行」は先ず体内に気が流れ、意念をその気の流れに沿って一緒に動かします。
「意領気行」は先ず意念を先に動かし、気はその動きによって感じられるようになります。この概念は「意随気行」と反対です。

「意随気行」は理論的には分りやすいのですが、実際に練習すると難しい点があります。それはやっと意識と気持が静かになり、安定した事で気が出てきたのに、その気の動きの刺激によって、すぐ意識と気持が影響を受けて、乱れる可能性があるからです。この事を乗り越えるためには、「気動」の正しい認識を持つ事と、意識と気持ちを安定させる為の練習を続ける事です。練習を続けていけば、気の流れが分かって、それに意識を集中させても気持に影響はありません。気の流れについて動く意念の「意」は、安定した良い気持のもとで、緊張感がない緩んだ顕在意識です。

意念はエネルギーです。流れる気に意識を集中していくと、気の感じが更に強くなります。その気の感じは粘りがあり、ゼリーを動かすような感じです。昔の修行者達はそれ位濃い気の感覚がないと、気はまだ流れていないと思っていました。小周天でいうと、意識を廻しても気の感覚がそこまで濃くならない状態を「空転水車」といいます。水車を廻しても水は運ばれていないという意味です。

「意随気行」ができるようになったら、更に深い瞑想ができるようになります。この「気行」は体の自然な要求に応じて動きだした気で、それについて意念が動くと、気は更に強くなります。その結果、より健康に効果的です。

(会報37号 2006/6月号より抜粋)

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