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9.意念を通して気を感じる方法について

気功の練習では気を流す事は大きなポイントですが、でも初心者にとってはそれが一番苦手な事でしょう。 まず練習の前には自信がありません。自分が気を感じられるとは想像がつかないので、どうやって気を流すのかと不安になっている人が多い事と思います。では気を感じる方法について少し説明しましょう。

意念と言う概念を先ず説明します。意念と言うものは意識の塊のような感じで、念力を使う時の感じです。意念そのものはエネルギーで、このエネルギーの特徴は他のエネルギーをコントロールできる事です。ですから気を動かす為には、まず意念を動かします。先に意念を体内で動かす事が、体内の気を流す事なのです 禅密気功では密処から天頂、天頂から密処、或いは尾てい骨から頚椎、頚椎から尾てい骨まで、意念を体内の一定の経路に沿って繰り返し動かします。先ずひたすら意念を動かして流します。 最初は意念を動かしているつもりでも、実際は集中力が弱くてそれほど動いてはいません。勿論、流れている感覚もあまりありません。それでも続けて流すように練習すると、少しずつ断続的に意念が移動している感覚が出てきます。

その時、それを「気かな」と意識すると意念が弱まり、感覚が消えてしまうので、考えないように、分析もしないで、続けて意念を動かします。そうすると徐々に断続から連続の感覚が感じられるようになって、しかも弱くてあるようでないような感覚から、はっきりとした感覚になってきます。そのはっきりとした、連続的に動いている感覚があれば、それは気が流れていると言う事です。

練習の際に注意しなければならない事は
1.練習の最初の段階では意念は集中力が足りないので、思うようにはなかなか動かせません。その段階で、言われたとおり練習しているのに、なぜ気が感じられないのかという不信感が湧いてきますが、動かしていると思っていても実際は、意念はまだあまり動いていないのです。勿論気もあまり感じられません。

2.意念は段々動かせるようになったけれども、気を流す事が分からないと言う場合が結構ありますが、それは気を流す事を正確に認識しておらず、気づいていないだけです。 実際はその意念の連続の流れている感覚こそが、気が流れていると言う事です。

3.初めて気の感じがあってもまだ弱いですから、分析し、確認すると感覚が消えてしまいます。ですから続けて練習して、分析、確認しない事です。

4.気の感じが未だ弱い時、あるようでないような時は、練習した後で頭がすっきりしても、気功態の感覚を思い出だすと、気があったのかなかったのか自信が持て無い事があります。 それは夢と同じです。浅い夢を見て目覚めた時、夢をみたかどうかはっきりしませんが、気感も同じです。 その場合、その気感を否定しないで前向きに積極的に練習を続けたほうが良いと思います これは初心者が練習の時に気を感じる方法ですが、それ以外にも方法はあります。例えば静功であれば、ひたすら座ってなるべく何も考えずにいると、いつか体が大きく感じたり、小さく感じたり、暖かい、或いは涼しいと感じたり、軽い或いは重く感じるなど、さまざまな感じが出てきます。昔はその感覚を「奇景八触」といいました。静功、或いは座禅も気感を得る方法の一つです。

以上、今回は意念を動かして、気感を得る方法を説明しました。

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