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5.「帰静」と「帰真」  

「帰静」「帰真」は似たような言葉で混同し易いので、ここで説明させていただきます。

「帰静」の概念を二つの内容に分けて説明します。
一つは①「帰静」にいたる過程で、もう一つは②「帰静」に到達した状態です。
①は練習の時、雑念が浮かんだリ、消えたりしながらも、その内に段々と雑念がなくなって、同時に気持ちが揺れたり、動く事から徐々に穏やかな状態になります。
②には練習の時の状態と練習が終わった後の状態があります。
練習の時には空に入ります。この空は何も無いという意味ではなく、我の意識が無くなった時の感覚、空という概念も無くなった状態の事をいいます。
練習が終わった後の帰静の状態は、気持ちはとてもリラックスしてホットして、
ほんの少しの悩みもない状態です。

「帰真」「帰静」で練習した気持ちの状態を持って、
普通の社会で生きる状態の事をいいます。
或いはどんな煩わしい事があっても影響させない、
物事に余裕とゆとりを持って対処する状態を言います。

「帰真」「帰静」を例えれば、森林の中には静けさも雑音もあり、騒音はあっても、高くても、森林は余計に静かという感じがあります。その静けさが
「帰静」で、その騒音と雑音とが一体になった雰囲気が「帰真」という事です。

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